妊娠中は便秘になりやすいものです。しかし妊娠中でも妊娠していなくても、便秘解消法の基本が食事と運動にあることに変わりはありません。気を付けるべきがあるとすれば、素人判断による、便秘薬や浣腸の乱用です。
妊娠中は身体がデリケートな状態になっています。便秘解消法もなるべく穏やかで自然に排泄を促す食事療法が無難です。とはいえ、妊婦さんの便秘は相当に頑固なものであったりもしますので、薬剤に頼ることも...
そんなときは医師の診断を受けてください。近頃は、副作用が弱く、効き方が穏やかな便秘薬がありますので、処方された便秘薬を指示通り使う限り、妊娠中でも安心して薬剤を使うことができます。
ただし、便秘薬は過剰に使うと下痢を起こすことがあります。すると、下痢からくる刺激で子宮収縮が始まってしまい、流産・早産を起こす危険があります。必ず医師の指示通りの使用量、使用方法を守るようにしましょう。
また、自然な排泄を促す便秘解消法としては食事に気を付けることが望ましいのですが、よくみかける、寝起きに大量の水を一気に飲むといった行為は避けるようにしてください。これは妊娠中の飲食全般に言えることなのですが、下痢につながるような飲食には、十分に気をつけて、回避するよう注意が必要です。
下痢と言うと水分摂取過剰ということになりますが、一方で、水分の多い食事はつわりの期間でも食べやすいものです。たとえば、果物などをよく食べるようにするのも良い方法です。ところが、冷やしたスイカをいちどきにたくさん食べるなどは、普段でも下痢になりやすく好ましくない食べ方です。
とはいえ、果実自体は、水分だけでなく、食物繊維の補給が期待できることから、妊婦さんの便秘解消法の一つとして積極的に食事に取り入れたい食材でもあります。食べるときには、ゆっくりと食べるようにしてお腹を冷やさないように配慮しましょう。適量の果実は下痢を避け、便秘の予防に役立ちます。
また、果実以外にも適度な水分と食物繊維を多く含む食品はたくさんあります。妊婦さんの食事には、野菜、いも類、こんにゃく、寒天などの食材も積極的に取り入れてください。